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錦保険スタッフブログ

主に保険のポイント、お役立ち情報等を発信しています。尚、ブログは初心者の模様(笑)

【個人賠責】個人賠償責任保険の重複で保険料を無駄に支払っていませんか?

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こんにちは。

先月のポケモンGOの社会現象は凄いと思いました。
同時に自転車やバイクでの事故も増えてこれは自己管理してる人どれくらいいるんだろうと不安になる気持ちもありました。
ちょうど個人賠償責任保険についての記事を書いていたので、共通するところがあるので是非読んで頂きたいです。





1.個人賠償責任補償が付帯されている保険契約は複数ある?

■個人賠償責任保険とは?

個人賠償責任保険は、個人の「住宅の管理」または「日常生活」に起因して発生した「法律上の損害賠償責任」を負担することによって被る損害を補償する保険です。 単独で契約することもできますが、火災保険や傷害保険、自動車保険などの特約として契約する場合が多くなっています。
つまりは、自転車を運転中、誤って歩行者と接触。歩行者から賠償を求められた場合など自転車を運転中だったり、マンションの水漏れやペットの散歩中など、日常生活の事故やトラブルで損害賠償が発生したときに備えるものです。

この個人賠償責任保険は一般的に単独で加入する他、自動車保険、火災保険、傷害保険等に特約として付帯することができます。この特約が複数付帯されている場合、補償対象者、限度額によっては補償が重複する可能性があります。



2.個人賠償責補償の補償対象者は誰?

個人賠償責任保険の被保険者は「生計を共にする同居の親族」となっています。一家の世帯主が契約していれば、その子供が起こした事故も補償されます。
さらに、子供には「生計を共にする別居の未婚(これまでに婚姻歴がないことが条件)の子」も含まれますので、大学生などで親元から離れて一人暮らしをしていても、親からの仕送りを受けている未婚の子であれば補償の対象となります。

つまり個人賠償責任保険の補償対象者は、

 ●被保険者
 ●被保険者の配偶者
 ●被保険者またはその配偶者の同居の親族
 ●被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子

配偶者、同居のご家族または別居の未婚の子であれば、個人賠償責任保険は、1つの付帯で補償されます。

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3.個人賠償責任保険の補償額は?

補償額が高ければ保険料は高く、安ければ保険料も安くなるのは当然の理屈です。
3000万円、5000万円、1億円、無制限などの契約があります。その中から選んで加入することになります。

知っておきたいのが示談交渉サービスです。ほとんどの人が当然にあるものだと思っていますが、少し前まではそうではありませんでした。

最近では個人賠償責任保険の特約は示談交渉サービス付きのものが主流になってきています。個人賠償責任保険は自動車保険、火災保険、傷害保険などに付帯するのが一般的ですが、自動車保険への特約付帯であれば示談交渉サービスはまず付帯されています。
ただし、長期契約した火災保険が古いタイプだったりすると、必ずしも示談交渉サービスが付帯されていないこともあります。契約時に忘れずに確認してください。

自分が加害者になったとき、第三者を入れずに被害者と直接交渉するのは一般の人には相当なストレスです。そういう意味でも示談交渉サービスは役立ちます。



4.重複契約を見直し、削減した後の注意すべきことはあるか?

個人賠償責任保険(補償)が複数あり、すべて補償される人が同一であったので、補償が重複していました。そして見直すことにより、要らないものは削減し、保険料は節約できます。
ただし、保険でいう場合の「家族」でなくなったとき、例えば、結婚して別居した、離婚した等、このようなときや、補償がある契約を解約したときなどは、必要な補償がなくなります。そうならないように見直しが必要となります。
どこまでが範囲なのか常に把握する事は難しいですが、たまたまこの記事を見た方は頭の片隅にでも入れておくと良いでしょう。



5.重複していてはいけないのか?

重複して保険金が支払われません。10万円の損害が出ても10万円を2つの会社から支払われる訳ではありません。
契約している保険金額の合計になっていきます。
保険金額が3000万円と1億円の契約を持っているなら1億3000万円までの補償というように保険金額の上限が上がっていく形になります。
もちろん、「不安」「心配」「万が一」のために掛けている保険なので、個人賠償責保険に重複していても問題はありません。
保険料が数十円~数百円の違いなのでそのまま重複しておいても良いと言われる方もいらっしゃいます。
ただし、契約の中の一つの補償額が「無制限」の場合はこの限りではありません。
大切なのは、重複している部分があることを理解したうえで、保険契約をすることにあります。




6.まとめ

個人賠償責任保険(個人賠償責任補償特約、日常生活賠償責任補償)の重複がないか、今ある保険契約の補償内容(保険金額、示談交渉サービスや借用財物の有無など)を確認してみましょう。(借用財物とは他人からの借りた物を補償する。)
マンション共用部分の火災保険にも同補償が付いている場合も多々あります。この場合は個人で加入する必要はありませんが、マンション管理組合の契約まで個人で確認できるのかという問題があります。マンション管理組合の規約を改善するか、個人の契約を改善するのか双方向から考えるべき問題なのでしょう。
このマンション共用部分の火災保険の個人賠償補償と個人賠償責任保険の重複についてはまた別記事で書けるようにしたいと思います。



渡部