錦保険スタッフブログ

主に保険のポイント、お役立ち情報等を発信しています。尚、ブログは初心者の模様(笑)

【がん保険】早期発見!早期治療!が重要です。

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皆様こんにちは。

今日も一部の地域を除いて真夏のような1日でした。関東や関西では30度を超える真夏日となりました!
熱中症にはくれぐれもお気を付け下さい。

本日「6月23日」は「オリンピックデー」です。
1894年の今日、フランスのクーベルタン男爵の提唱によりパリでオリンピック復興に関する国際会議が開かれ、1896年にアテネでオリンピックが行われることが決まりました。
これを記念して6月23日は「オリンピックデー」に定められています。
そもそもオリンピックとは、古代ギリシャオリンピアの町で行われていたスポーツ大会で、4年に一度ギリシャ全土から選手が集まって各種の競技で競い合っていました。約400年間続いていたとされています。
時代は進み、近代オリンピックはその精神にのっとり全世界のスポーツマン、スポーツウーマンが一同に会してその技と力を競うものです。
第一回大会では古代オリンピック同様男子のみの大会でしたが、第二回大会からは女子も参加するようになりました。
1924年からは冬季オリンピックも開かれるようになり、1994年以降の冬季オリンピック夏季オリンピックの中間の年に実施されるようになりました。
日本では1964年の夏季オリンピックが東京で、1972年の冬季オリンピックが札幌で、1998年の冬季オリンピックが長野で開かれました。そして、2020年夏季オリンピックが東京で開かれることが決まっております。
費用は競技場の問題が騒がれていますが、3年後の夏に無事にオリンピックが開催されることを祈るばかりです。



さて、今日のニュースでガン闘病中だったフリーアナウンサー小林麻央さんが34歳の若さで死去したことを知りました。
日本人の死因の第一位となっている「がん」。
生涯で2人に1人はがんになり、全体の3人に1人はがんで死ぬ。と言われています。

30代までのがん発症は稀で30代までは1000人に1人と言われており、非常に稀なケースと言えるでしょう。がんの確率が増すのは45歳以上から増え始め、50歳から70歳にかけて増え続けるのです。

がんの原因はこれまでの調査や研究のデータから「食生活」の影響が約30%、「喫煙」が約30%であることがわかっています。
つまり、がんは「タバコをやめて」「食生活に注意」すればかなりの確率で予防することができるようになるのです。

■がんになる場合、原因は何か?また発症するがんの代表は?

代表的ながんは「肺がん」です。これは喫煙が原因で最大のリスクと言えるでしょう。
続いて多い、消化器系の「胃がん」「大腸がん」は「塩分や加工食品の取り過ぎ」「食べ過ぎや肥満体形」「野菜と食物繊維が少ない」などが原因となります。
また、原因の一つに「高ストレス」もあります。
がん細胞をやっつける一番の免疫はNK細胞といいます。NK活性はストレスで下がりますし、笑うと上がる事はよく言われますので、お笑いにがんの延命効果があるとまで言われています。

■早期発見・早期治療が重要

がんはがん化した細胞1つから始まります。最初は小さいのですが、栄養を吸収して少しずつ大きく成長していきます。また、成長すると同時に周囲に広がったり(浸潤)、血液やリンパの流れにのって他の臓器に飛び火したり(転移)します。
「がんは治る時代」と言われていますが、「早期発見」が絶対条件になるのです。
がんを早期発見できれば、がん細胞がまだ小さいうちに周囲の細胞ごと手術によって切り取り、がんを完治させることが出来るのです。

しかし、患者の多くは治療が難しい時期になってから病院で受診することが多いのが現状です。
その原因の1つに「初期症状がほとんどない」という特徴があります。
がんは初期の自覚症状がほとんど無いため、がんになっていると知らずにがんが進行して、気が付いた時には末期になっていて治療が困難になるケースが多いのです。
もう1つの原因が「がん検診」の受診率の低さにあります。
日本のがん検診の受診率は、およそ20~30%程度です。欧米では70%以上になっています。
実は日本はOECD経済協力開発機構)加盟30か国の中でがん検診の受診率が最低レベルなんです。
最近では日本でも自治体や職場でがん検診を積極的に行うようになってきてはいますが、受診率はまだまだ低いのが現状で、がんの早期発見が難しくなっている状況です。

毎年、数十万人ががんで命を落としています。これは国民病とも言えるでしょう。
他人事とは思わず、積極的に「がん検診」を受診することはもちろん、万が一に備えたがん保険を検討することをおすすめします。

【企業保険】建設業で元請に保険加入を求められる時に確認するポイント

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こんにちは。

最近、建設業界の方からご相談を受ける事がありました。

大手ゼネコンや新しい取引先の現場への新規入場に際し、加入している保険について安全書類に記入を求められたり、未加入の場合は保険の加入を求められる場合があります。

元請ごとに書式が異なったり、担当者によって保険の呼び名が保険の正式名称でないことから、意図している保険が分からず保険の確認や加入に手間取ることがあるのです。

また、元請から言われた保険に入りたいとあちこち問い合わせてみても確認が必要だったりで目的の保険が何なのか分からないことが多いのです。

今回は、元請より保険加入を求められた場合に、どの保険を意図しているのか確認するポイントをご紹介します。





労災保険に加入するように言われた場合

元請から労災保険に加入するように言われると「労災保険」だと思い、インターネットで検索しませんでしたか?

実は、元請が言う労災保険には、国の労災保険(労災の特別加入を含む)を指す場合と民間の保険を指している2つの場合があるのです。

ちょうど、自動車保険自賠責と任意保険があるように、自賠責が国の労災保険、任意保険が民間の傷害保険(労災の上乗せ保険)のような関係になります。

あなたが事業主か一人親方であれば、安全書類に労災番号の記入を求められているケースが多く、その場合は、労災の特別加入を指している場合が多いのです。

元請から労災保険に加入するように言われたら、「労災の特別加入ですか?それとも民間の上乗せ労災保険ですか?」とお尋ねください。

大手ゼネコンが元請の場合は、事業主や一人親方の労災特別加入と民間の労災上乗せ保険の両方を求められるケースも多いです。
さらに、大手ゼネコンには民間の上乗せ保険に加入する保険基準(例えば死亡保険金額 ○○○○万円以上など)が決められています。

民間の上乗せ保険に加入するように言われたら、必ず保険内容の基準を確認しておきましょう。

せっかく、保険に加入しても基準を満たしていませんと言われては努力が水の泡になってしまいます。





■工事保険に加入するように言われた場合

元請から工事保険に加入するように言われた場合は、特に注意が必要です。

なぜなら、担当者によって全くイメージしている保険が異なるからです。
工事に関わる保険を総称して工事保険とか建設工事保険と呼ぶことがあるためです。

そんなときは、担当者に「工事保険はどんな保険でしょうか?」と聞いてみましょう。

さらに、「現場のケガの保険でしょうか?、物損などの賠償保険(第三者賠償責任保険)でしょうか?それとも資材の保険でしょうか?」と聞いてみると具体的な返事をもらえるでしょう。

ケガの保険と言われたら、上記「■労災保険に加入するように言われた場合」を参考に、国の労災か民間の保険なのか確認しておきましょう。

賠償保険と言われたら、保険の加入内容に基準があるかどうか確認しておきましょう。保険金額は1億円以上などと条件の指定がある場合があるからです。

資材の保険と言われたら、「建設資材の損害や盗難、建築中の建物などの保険ですね?」と確認しておきましょう。




■賠償保険に加入するように言われた場合

上記でも少し書きましたが、保険の加入内容に基準があるかどうか確認しておきましょう。
保険金額は1億円以上などと条件の指定がある場合があるからです。

また、すでに保険に加入されている場合でも、工事中だけの保険に加入されている場合も考えられるので、「引渡し後の補償、いわゆる生産物(PL)の補償も必要ですね?」と確認しておきましょう。



■資材の保険に加入するように言われた場合

建設資材の損害や盗難、建築中の建物などの保険です。
保険の加入内容に基準があるかどうか確認しておきましょう。

特に、公共工事やアウトレット関係の工事で求められることが多く、事前に確認しておきましょう。



■火災保険に加入するように言われたら

特に建物の建築に関わる工事で資材の保険をイメージして、火災保険と言われる場合があると思われます。
建設資材の損害や盗難、建築中の建物などの保険と勘違いされていると思われますので、
必ず、「資材の保険ですよね?」と確認しておきましょう。


■まとめ

加入を求められるも複数種類がありますので混同されることもありますが、企業防衛の観点からも考える事ができます。
元請に保険加入を求められてお困りの際は、是非参考にしてみてください。





渡部

梅雨の時期に多いゲリラ豪雨や雹などの対処法

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こんにちは。

雨が降る日が多くて梅雨って感じですね。
先日、車で移動中に雹が降ったりもありました。

この時期になるとゲリラ豪雨などと言う言葉を耳にする機会も多いはずです。

近年増えている【異常気象】だからこそ知っておきたい知恵と被害にあった場合の対処法等書いていきたいと思います。
万が一被害を受けた場合の対処法及び対策として、行動にうつしてもらえれば幸いです。






■「ゲリラ豪雨」とは

普通の夕立であれば数十分ほどでやむ場合が多いですが、ゲリラ豪雨の場合は時間雨量100ミリ近くの猛烈な雨が1時間以上続く場合もあり、その雨の強さと規模の大きさは異常と言えるでしょう。
しかも都市部の下水道は一般的に最大毎時50~60ミリの雨量を想定してつくられている為、結果捌ききれない雨が洪水となってしまうのです。
この言葉が日本で広まったのは2008年です。
この年の7月28日には神戸市・都賀川の水位がわずか10分で1m30cmも上昇し、流された子どもら5人が死亡するという痛ましい事故が発生しました。






■情報共有の癖をつけておく。安全第一!命が一番大切です。

通常の雨であれば、全く問題ないですが想定外の【ゲリラ豪雨】の場合、土のうを作る時間もないです。 
川の氾濫などの情報は、SNSTwitter等)で住んでいる【地域名 天気】などでリアルタイムの情報や画像の投稿が見えますので家族の方も含め、避難先の情報なども共有する癖をつけておきましょう。






■逆流防止に簡易【土嚢(どのう)】の作り対策。

・45ℓのゴミ袋に土砂を入れる。 ※急ぎの場合は水半分ぐらいで袋を2重にする。 砂利でも可
・駐車場や玄関など水の侵入口に隙間なく置く。
・お風呂等の排水口から逆流してくる場合があるので室内用にも置く。
但し、作るのに時間がかかる為、できれば住んでいる市役所・区役所にまえもって【土嚢ステーション】があるかどうか聞いてみるのをオススメ致します。

各自治体ごとに土嚢ステーションのサイトがありますので確認してみてください。






■「雹(ひょう)」とは

「雹(ひょう)」は激しい上昇気流をもつ積乱雲(入道雲)の中で発生します。
雲の中に生じた氷の粒は、重力と上昇気流の影響で上昇と下降を繰り返しますが、その過程で溶けたり凍ったりしながら大きさを増し、一定の大きさを超えると地上へ落下してきます。
この雹(ひょう)が発生する時には、雷注意報や竜巻注意報が発令される事も多く、例え雹(ひょう)に見舞われなかったとしても、ほどなく雷や大雨が降り出す可能性が高いので注意が必要です。
こちらも条件が重なって起こりうる現象なので事前の養生などの対処法は正直難しいです。
但し、雹によって被害を受けた場合には加入している保険で降りるケースがあります。

自動車の被害⇒自動車の保険会社へ

建物の被害⇒火災保険の保険会社へ

例:カーポートの波板に穴があいた。 テラス屋根が凹んだ。 窓ガラスにヒビが入った。
火災保険の契約書をよく確認すると、各保障内容にもよりますが火災による被害だけではなく、「水災」「雹(ひょう)災」「落雷」「風災」「雪災」「水ぬれ被害」「盗難被害」なども保障の対象になります。
「雹(ひょう)」によって窓ガラスが割れた場合などは、実際のガラスの被害額に追加して、ガラスの破片などの残存物を片付けた際にかかった費用(残存物取片付け費用)も対象となります。
但し保険の保障内容や保険金支払いについては、保険会社ごとに異なる場合がありますので必ずご確認ください。



この時期になると毎年言っている気がしますが、
これから先も毎年注意喚起していきたいですね(笑)






渡部