【情報漏えい】連休明けに注意したい事
こんにちは。
今日でお盆休みが最終日という方が一般的には多いんでしょうか。
休み明けで注意を促す記事がありましたので紹介します。
夏休みが終わり、久しぶりに使う職場のパソコンで、たまったメールを注意せずに開封し、コンピューターウイルスに感染することがないよう、民間の専門機関が注意を呼びかけています。
企業や行政機関を狙って、ウイルスつきのメールを送りつけるサイバー攻撃は今も多発していて、長い休みのあとには、たまったメールを注意せずに開封したり、ソフトウエアを最新の状態にしないままパソコンを使用したりすることで、被害が広がる傾向があります。民間のセキュリティー専門機関「JPCERTコーディネーションセンター」によりますと、こうしたメールは、件名を「見積書」などとしたり、実在する人物を差出人と偽ったりして注意を引くケースが多く、添付ファイルを開くと、パソコンを使えなくされたうえ、元に戻すための金を要求されるなどといった被害が起こります。
また、休み明けには、持ち出して使用していたパソコンやUSBメモリなどによって職場で感染が広がり、被害が広がることもあるということです。
このため、「JPCERTコーディネーションセンター」は、休み明けには、メールの添付ファイルを安易に開かないことや、パソコンを久しぶりに使用する際には、まず、ソフトウエアを最新の状態にすることなどを呼びかけています。
「JPCERTコーディネーションセンター」の洞田慎一マネージャーは、「犯罪者は、利用者の不注意につけ込むので、焦らずに仕事を進めることが重要だ」と話しています。
引用元ウイルスに注意を 休み明けのパソコン利用 | NHKニュース
確かに連休明けは注意力が散漫になりそうですよね。
そうしたことが起こると日常業務プラスで労力がかかるものなので、避けたいですよね。
二度手間で無駄な時間を使うのはコリゴリです。
万が一のこんな時の保険商品が「情報漏えい保険」です。
こうした不祥事が起きた場合、時間はとられるのは仕方ないとして、金銭的負担を減らせるのは大きなことだと思います。
会社の規模や、場合によっては企業の存続もできなくなるような賠償を負う事もあります。
■情報漏えい保険とは
個人情報の漏えいまたはそのおそれが発生し、貴社が法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害と、謝罪広告掲載費用やお詫び状作成費用等の事故対応のために支出した費用損害を補償する保険です。
情報漏えい保険については以前も書きましたので、紹介しておきます。
情報漏えい保険の普及のきっかけとなったのは、2014年7月に起きた、ベネッセの個人情報流出事件だと個人的には思ってます。
個人情報の流出した件数に関しては過去最高で、流出した顧客情報は最大で3504万件に及ぶそうです。
賠償金額は200億円にのぼるそうですが、これで納得ができない人が被害者の会を立ち上げ、現在は総額1兆6000億円の賠償を求める裁判を継続しているようです。
■まとめ
事が起こらないように社内規定の作成や、個人個人での注意をすることは大事ですが、なかなか万全という事にはできません。
個人情報漏えいは、甚大なリスクがありますので対策として導入検討されることをお勧めします。
良く考えればそうなんですが、
今回ベネッセ事件を調べている内に、被害者の会を立ち上げて賠償請求を促してるのは弁護士さんでした。
インターネットを使って被害者を集めているようでしたが、なかなか賢いですね。
弁護士さんってやくざな商売だな…
渡部