錦保険スタッフブログ

主に保険のポイント、お役立ち情報等を発信しています。尚、ブログは初心者の模様(笑)

熱中症の予防と熱中症になった場合の対処法

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こんにちは。
 
連日暑い日が続きますね。
先日はものすごい雹が降ったりと異常気象はどんどんひどくなっている気がします。

先日、保険会社より「熱中症」に関する注意喚起がされていました。
ホントにこの時期は熱中症にかかる方が多いので注意してください。





熱中症って?

室温や気温が高い中で、体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、体のだるさ、ひどいときには、けいれんや意識の異常など、さまざまな障害をおこす症状のことです。

家の中でじっとしていても室温や湿度が高いために、体から熱が逃げにくく熱中症になる場合がありますので、注意が必要です。
 





熱中症にかかってしまう人はどのくらい?

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参考:厚労省・人口動態調査


記録的な猛暑となった平成22年には、全国で1,731名もの方が熱中症で死亡しています。
その年は6~8月の平均気温が過去113年間で最も高くなりました。

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参考:総務省平成28年熱中症による救急搬送状


毎年、4~6万人前後の方が熱中症で救急搬送されています。





■日常生活でできる予防法



●直射日光を避ける

日差しが強い日の外出は、帽子をかぶったり日傘をさしたりして直射日光を避けるようにしましょう。
日陰を選んで歩くだけでも随分と違います。
また、暑い日の屋外スポーツは、なるべく涼しい時間帯に行うようにすると同時に、15~20分ごとに休憩をとって体の熱を冷ましましょう。


●こまめに水分を補給する

脱水症状を起こさせないためには、こまめな水分補給が重要になります。
運動前には250~500mlを数回に分けて、運動中は約20分ごとに1口から200mlほどの量を飲むようにしましょう。
また水分補給には、発汗によって失われた塩分を補うことのできるスポーツドリンクがおすすめです。
アルコールは尿の量を増やし、体内の水分を排出してしまうため、水分補給には適していません。


●普段から運動習慣をつける

熱中症は、体が気温の変化に慣れていないと起こりやすくなります。
日頃から運動で汗をかく習慣を身に付けておけば、暑さにも対応しやすくなり、熱中症にもかかりにくくなります。
発汗量の少ない季節から早めにウォーキングなどで暑さに備えた体づくりをしておきましょう。


●体温調節ができる服装を選ぶ

暑い日には、体温調節ができる服装を選んで出掛けるようにしましょう。
吸湿性や通気性の良い素材や、室内・外の気温に合わせて脱ぎ着がしやすいデザインのものが理想的です。
色合いは熱を吸収しやすい黒色系を避け、白色系のものを選ぶと良いでしょう。
また、スーツなどの首回りをネクタイや襟で締める服の場合は、襟元をなるべくゆるめて、熱気がこもらないようにしましょう。


●急に暑くなったときには運動を控える
急に気温が上がった日は、熱中症を起こしやすくなります。
暑さへの耐性は個人差がありますが、中でも暑さに慣れていない人、体調がすぐれない人、脱水気味の人、運動習慣がない人、子どもやお年寄りなど体力がない人、肥満体型の人などは熱中症を起こしやすくなりますので、運動を控えるようにしましょう。





■実際に熱中症になってしまった時の対処法

熱中症の重症度に合わせた応急処置か緊急処置をとる
熱中症重症度によって処置の仕方が異なります。自力で動けるような比較的軽症度であれば、すぐに涼しい場所へ移り体を冷やし、水分を補給することが大切になります。
この際、誰かが付き添って見守り、改善しない場合や悪化する場合病院での治療が必要になります。
自ら水分と塩分をとれないときや意識障害やけいれん、手足に運動障害がみられる場合には、すぐに病院へ搬送しましょう。


●比較的軽症度の場合

涼しい場所で、水分を補給する。
熱中症で具合が悪くなったら、とにかく体温を下げることが大切です。風通しの良い日陰やクーラーが効いている室内などへ移動し、すぐに体を冷やします。氷や冷たいおしぼりなどで脇の下や足のつけ根、首を冷やします。また冷たい水やお茶、スポーツドリンクを飲んで脱水状態と塩分バランスの改善も必要です。

●重症度の場合

病院で診察を受ける。
激しい頭痛、吐き気、体のだるさ、体に力が入らないといった症状があるようなら、内科で診察を受けましょう。
また、自力で水分の摂取ができないときや、呼びかけに対する反応がおかしかったり、けいれんを起こしたりしているような場合にはすぐに医療機関へ搬送する必要があります。
また、救急隊が到着するまでの間にも、できるだけ体の冷却を行うようにしましょう。


熱中症で病院に行った場合は保険が使えるかもしれません。
その記事はこちらです。

nishikihoken.hatenablog.com






■まとめ

ホントにこの時期は多いので、十分に対策をして元気に夏を乗り切りましょう。





渡部