錦保険スタッフブログ

主に保険のポイント、お役立ち情報等を発信しています。尚、ブログは初心者の模様(笑)

自動車保険を譲渡する際の注意点

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皆様こんにちは
今週末からはいよいよゴールデンウィークですね!
遠方へ旅行される方、近場で楽しむ方、お仕事の方と様々だと思いますが、車を運転される方は渋滞が予想されますので、余裕をもって安全運転に努めていただきたいと思います。

本日「4月24日」は馬が好きな方ご存知だと思いますが、「日本ダービー記念日」です。
1932年の今日、目黒競馬場で日本初のダービー(東京優駿競争)が開催されました。
イギリスのダービーステイクスに傚って企画され、出走は19頭で、優勝したのは1番人気のワカタカという馬でした。
ダービーは元々、第12代ダービー卿が始めた、ロンドン郊外で開催されるサラブレット3歳馬ナンバーワンを決めるレースのことで、イギリス競馬界最高の行事だった。
後に、日本をはじめ世界各国でそれに倣った「ダービー」という名前を附けたレースが開催されるようになりました。


さて、「自分が所有している自動車を息子に譲る」若しくは「家族から譲ってもらう」このようなケースは多々あるかと思います。
そこで、付いてる自動車保険はどうなるのでしょうか。
結論から申しますと、自動車保険は同居している家族間で譲り合うことは出来ますが、別居している家族へ譲ることは出来ません!自動車保険を譲るということは、等級も譲るということになりますので、等級を家族に譲り渡す場合は同居の家族のみとなります。

例えば、子供が免許を取って車を買って自動車保険に加入場合を考えてみると、子供は初めて自動車保険に入ることになるため、等級は6等級からスタートになり、保険料もかなり高額になります。
子供の年齢によって保険料も変わりますが、特に6等級で20歳以下の場合は非常に高額になります

こんな時に、親の等級の上がった自動車保険を子供に譲るという方法で子供の保険料を安くすることが出来ます。
具体的には、親の自動車保険を名義変更して子供に譲り、親は新しく保険に入り直すという方法になります。

子供に保険を譲渡すると、今度は親が新しく保険に入らなければならなくなりますが、親の年代であれば年齢条件に「35歳以上補償」を選択できますので、保険料は子供の場合ほど高額になりません。

この方法は、親の等級が高ければ高いほど効果があります。逆に言えば、親の等級が高くなければあまり効果がないかもしれません。
このように、同居している子供などの家族に対して保険(等級)を譲ることが出来ますが、別居の場合はこの方法は残念ながら使うことが出来ません

つまり、子供に譲る予定があり、子供が別居を検討している場合は同居している間に譲り渡しておいた方がいいということです。譲り渡した後に別居したとしても特に問題はありません。

なお、同居の家族とは、同じ住居で暮らしている「家族や親族」のことで、住民票がその場所に有るか無いかは関係ありません。

お子様が免許を取り、車をご購入された場合はこの方法を思い出していただければと思います。