花粉症のドライバーは必見!
皆様こんにちは。
さて、本日「2月26日」は「脱出の日」です!
1年365日もあると色々な記念日があります(笑)
この記念日をご存知の方はかなり少ないと思いますが、ある有名人に関する歴史的な記念日でした。
脱出の日の由来は1815年2月26日、あのナポレオンが流刑先のエルバ島を脱出したことに由来します。
「余の辞書に不可能の文字はない!」でおなじみのフランス皇帝ナポレオン。
いち軍人から立身出世を繰り返し、ついにはフランスの皇帝にまでなってしまった英雄ですね。
勢いがあったナポレオンは皇帝として各地に戦争をふっかけていった結果...イギリス・ロシア・ドイツなどの連合軍に攻められ、皇帝の座を追われることとなりました。
そして、島流しの刑にあうことに。
その流刑地として選ばれたのが、イタリアのエルバ島。1814年のことでした。
しかし、転んでもただでは起きないのがナポレオン。
ナポレオンがいなくなった後のフランスの混乱を聞きつけるや否や、エルバ島を脱出してまいます。
そして、見事にパリに舞い戻ってきたのです。
それが、1815年2月26日。脱出の日です。
2月も後半になってくると...気になるのが...花粉です!
今年も花粉シーズンが本格的に到来です。
目のかゆみ、鼻水といった花粉症の症状は、車の運転に影響を与えることが懸念されます。
今回は運転への影響と車の花粉対策について書きたいと思います。
■スギ花粉の飛散はこれからがピーク
毎年2月下旬から3月にかけたこの時期になると、全国的に花粉シーズンが到来します。
実は花粉は一年中飛散していると言われていますが、この時期のスギ花粉が花粉症の方にとっては最も辛いと言えるでしょう。
花粉症に悩む人は2000万人以上とも3000万人以上ともされており、今や日本人の「国民病」とも言われています。
環境省による花粉飛散予測は2016年で終了してしまいましたが、2017年から日本気象が環境省から委託を受けて予測を発表しています。
<北日本>
総飛散量は、概ね例年並みで、岩手と山形では例年よりやや多くなる見込み。
・スギ :例年より飛散開始が早く、2月上旬頃から飛散開始。
・ヒノキ:※北日本ではヒノキがあまり分布しておらず、ヒノキ花粉もほとんど飛散しません。
<東日本>
総飛散量は、概ね例年並みですが、関東などの一部地域ではやや少ない。
・スギ :例年通り2月上旬から中旬頃にかけて飛散開始。
・ヒノキ:概ね例年並みで3月中旬から下旬に飛散開始。
<西日本>
総飛散量は、例年より多く、四国・九州では非常に多くなる見込み。
・スギ :例年通り2月上旬から中旬頃にかけて飛散開始。
・ヒノキ;概ね例年並みで3月中旬から下旬に飛散開始。九州地方では3月下旬から4月中旬の見込み。
つまり、今年は北日本・東日本は例年並みで西日本では例年より多く飛散する予測となっております。
しかし、毎年多くの花粉が日本中で飛散しますので、例年並みということは...多いってことですね!
■花粉症ドライバーは運転に注意を!
花粉症に悩まされている人にとっては憂鬱なこの時期。
花粉症のドライバーが車を運転する際は、普段以上に注意して安全運転を心がけることが必要です。
花粉症の主な症状は、目のかゆみ・くしゃみ・鼻水などが挙げられます。
例えば、これらの症状が運転中にあらわれると、目が涙でかすんでしまい前方を確認しづらいということやハンドルの誤操作に繋がってしまうといった可能性が考えられます。
また、メガネをかけて車を運転する人であれば、花粉防止用のマスクをつけているとメガネのレンズが曇って視界が悪くなってしまうというケースも考えられます。
花粉症用の薬を服用すると、薬によっては眠気が襲ってくる場合もあるので注意が必要です。
このほか、鼻水・鼻づまりなどでイライラしてしまい、つい運転が荒くなってしまうといった影響も考えられます。
ある調査で花粉症のドライバー1000人に対してアンケートを行ったところ、「花粉症の症状は、車の運転にどの程度影響するか」との設問に対して、「大いに影響する」「かなり影響する」「多少影響する」と答えた人の割合は83.9%にもおよんでいます。
花粉症のドライバーは、その症状がおよぼす運転への影響に気構えし、普段以上に安全運転を心がけることが大切です。
なお、花粉症の症状をやわらげるには「できるだけ花粉に接しないようにする」これが第一です。
車の花粉対策の一例を紹介しますので、参考にしていただければと思います。
〇車内に花粉を入れない
■車に乗る前に花粉をしっかりと払い落とす
車の中に「花粉を持ち込まない」ことが、花粉対策の基本です。
花粉が飛散する時期は、屋外に出ただけで衣類やバッグ、帽子などに花粉が付着してしまいがち。
車に乗る際は、しっかりと花粉を払い落とすようにしましょう。
■走行中に窓はできるだけ開けないようにする
車内に花粉が入らないようにするために、走行中には窓を閉めておくことをお忘れなく。
また、車の乗り降りの際には、できるだけドアの開閉幅を小さくし、花粉が車内に入り込まないように気を付けるといいかもしれません。
〇車内の花粉を取り除く
■エアコンの換気モードは「内気循環モード」にする
車のエアコンを使用する際は、外気を取り入れて車内の空気を入れ替えると花粉も一緒に取り込まれてしまうことになります。
エアコンは外気を取り入れない「内気循環モード」で使用するようにしましょう。
車種によっては花粉などを除去してくれる便利なフィルターがついている車種もあるので、活用してみて下さい。
■掃除機をかけたり、水拭きで除去
車内に取り込んでしまった花粉を取り除くために、ハンディタイプの掃除機をかけたり、よく絞った雑巾で水拭きをすると効果的です。
シートやダッシュボードは特に花粉が付着しがちなため、しっかりと除去するようにしましょう。
まさにこれから本格的な花粉シーズンを迎えます。
花粉症のドライバーは、花粉対策を徹底し、普段以上に安全運転を心がけるようにして下さい。
大谷