【自動車】積雪時の自動車運転についての対処方法
こんにちは。
今週頭に、大雪が降りましたね。
雪が降るとその翌日から道路が凍って自動車のスリップ事故等が多発します。
今更感がありますが、積雪時の自動車運転についての対処方法をまとめてみます。
■雪道を走る前の準備について
タイヤの変更とチェーンの装着についてです。まずは、足から用意しておくといいでしょう。
夏用タイヤで雪道を走るのは、あまりに無謀な行動なので、事前にスタッドレスタイヤに替えることが大切です。
また、チェーンをつけておくと安心です。
チェーンというと着けるのが難しかったり面倒だというイメージがありますが、最近はゴム性のワンタッチで装着できる手軽なタイプも増えています。
かさばるものでもないので、いざというときに備え、車に積んでおくことをおすすめまします。
■車間距離について
雪道では車間距離をいつもより広めにとることが大切です。
●ブレーキが効きづらい
●視界が悪い
●道路にかいてある標示が見えづらい
上記のような理由があげられます。
また、ブレーキの効きづらさは特に顕著。例えば、時速40kmで走行している場合、乾燥路面だとブレーキをかけてから20mで停止するのに対し、雪道の場合はなんと73mも進んで停止します。このことが頭に入っていれば、車間距離を詰める気はなくなりそうです。
■「急」のつく運転には要注意
急ハンドル、急ブレーキがスリップを引き起こすのは、もはや周知の事実ですが、急発進・急加速・急なシフトチェンジも思わぬ事故を引き起こす原因となります。
■スリップしたときの正しい対処法について
FF車、4WD車の後輪(リアタイヤ)がスリップした場合は、スリップした方向にハンドルを切ります。
この際、タイヤに駆動力が伝わっている必要があるため、アクセルを離してはいけません。
スピンがおさまる兆しを感じたら、すぐにハンドルを元の位置に戻してください。
また、前輪が滑った場合はアクセルやブレーキから足を離し、ハンドルをしっかり握って駆動力が復活するのを待ってください。
ちなみにFR車の場合は雪道ではまず走行できません。雪が降ったらFF車もしくは4WD車に変えた方がいいでしょう。
■まとめ
雪が降った日はゆとりを持ったスケジュールで行動しましょう。
雪が降ると、バスやタクシーを利用する人が増え、道路が混雑しがちです。
さらに、普段よりスピードを出せないので、車の流れもあまりよくありません。
もしどこかで事故が起こったら、交通止めになり、渋滞が予想されます。
全然進まないとなると、焦りを生みスピードを出してしまうのが人間の心理です。
そのため、雪が降った日は時間に余裕をもったスケジュールを組んでください。
また、スタッドレスタイヤやチェーンをしているからといって油断し、無茶な運転をしないように気をつけましょう。
他にも雪道関係の記事がありますので参考にしてください。
渡部