錦保険スタッフブログ

主に保険のポイント、お役立ち情報等を発信しています。尚、ブログは初心者の模様(笑)

【火災保険】.マンション管理組合の保険の保険料節減のポイントとは!

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こんにちは!

最近はじめたランニングですが、寒くなってきてなかなか腰が重くて外に出られません。
挫折しそうですが、頑張って続けていきたいと思います。

さて、今回はマンション管理組合の役員をしている方向けにマンション管理組合の火災保険の保険料節減のポイントを書いていきたいと思います。
以前から、何回か書いていますが、おさらいも含めて見直していきます。




マンション管理組合の保険料節減は築年数別料率がポイント

現況では、マンション管理組合の保険は各保険会社が築年数別料率を採用したために、築年数が経過する毎に保険料がアップしています。
特に築年数20以上の物件では、引き受け不可の保険会社や同じ補償内容でも大幅に保険料が上がる契約があります。
中身を見てみると、賠償特約部分(マンション居住者包括賠償特約・マンション共有部分賠償特約)や漏水補償の保険料が大幅にアップしています。




■保険料節減の対策

●マンション居住者包括賠償特約(個人賠償責任保険)を補償対象外とする方法

メリットとしては、マンション管理組合負担する保険料が節減できます。
デメリットとしては、日常生活において区分所有者が第三者にケガを負わせる等をして法律上の損害賠償責任を負った際は自己負担になります。
しかし、最近では個人賠償責任保険を各区分所有者の方が何かしらの保険に個人賠償責任保険をかけているケースが多い為、重複で個人賠償責任保険を契約している方が多いです。
               
この特約を補償対象外とする場合は総会などで住民の合意が重要になります。


●マンション共用部分賠償特約を補償対象外とし、別途施設賠償責任保険にて加入する方法

マンション管理組合が負担する保険料が節減できる可能性があります。

日新火災のマンションドクター保険の無料診断サービスを依頼する。

mansiondr.net







■保険料節減にむけてのステップ

複数保険会社による比較見積もりを入手しましょう。各保険会社よりマンション管理組合向け専用の保険商品が販売されています。
設計内容により各保険会社の保険料は当然均一ではありません。補償項目の中にも基本契約で自動的に補償されるものと特約により補償するものなど、商品の内容は各保険会社様々です。それによって、補償内容を同水準にした場合でも、各保険会社の保険料に差が出ることになります。




■長期一括契約の検討

保険会社により異なってくるとはおもいますが、ざっくりですが、5年一括契約(年間保険料×約4,3倍)にした場合で、 約14%節約になります。




■補償内容の検討(不要な補償を補償対象外とする)

●臨時費用保険金を不担保に
火災保険に付帯されている「臨時費用保険金」は、マンション管理組合専用の火災保険では付帯せずに補償対象外にすることができます。
損害額が補償されれば、別途支払われる臨時費用保険金は必要ないと判断するマンション管理組合は少なくありません。

●水災保険金を補償対象外とすることを検討
「水災保険金」は、マンション管理組合専用の火災保険では補償対象外とすることができます。
水災が発生する可能性が少ないマンション(高台に立地のマンション等)では、検討をお勧めいたします。




■まとめ

重要なのは管理会社が扱っていない保険会社の見積もりもとる事です。
保険料の決まり方の基本は、補償の内容と保険期間でほぼ決まる事は変わりませんが、無駄な部分を省いていくことが保険料削減への近道となります。
また、日新火災のマンションドクター火災保険は築20年以上のマンションに対して、保険料を大幅に軽減できる可能性のある商品です。
診断サービスも無料ですので、検討して頂く事をお勧めいたします。

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渡部