錦保険スタッフブログ

主に保険のポイント、お役立ち情報等を発信しています。尚、ブログは初心者の模様(笑)

ドライブレコーダーの必要性と特徴!

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皆様こんにちは。

10月も最終日となり、今年も残り2ヶ月となりました。
これからの時期は慌しくなり、2ヶ月といってもアッという間に今年も終わってしまいます。
残り2ヶ月の時間を有効に使っていきたいと思う今日この頃です!


皆様の車にはドライブレコーダーは装着されていますか?
近年、ドライブレコーダーへの関心が非常に高まっております。

自動車用品大手販売店によると、2012年頃から、テレビの報道番組YouTubeといった動画投稿サイトなどで、事故の瞬間や衝撃的な瞬間をとらえた映像が話題となり、ドライブレコーダーの関心が高まって需要が増えたといいます。
また、常に録画をしているものもあり、運転や事故の状況を詳細に記録できるだけでなく、旅の道中を記録して保存するなどの娯楽にも使うことができます。

ドライブレコーダーの需要は高まってきているが、一方で、現在の段階で標準装備されている車種はほとんどないのが現状です。
必要となれば、ご自身で製品を選んで取り付ける必要があるのです。



取り付け方法により大きく分けて3種類


ドライブレコーダーの価格は1万円前後から、高いものは4万円ほどする製品もあります。

取り付け方法により「ワンボディー型」「セパレート型」「ミラー一体型」の3種類に大きく分類されます。

<ワンボディー型>
中でも一番売れているのはワンボディー型です。
本体にすべての機能が集約されているため、構造がシンプルです。
本体をフロントガラスに取り付けるだけでいいので装着も簡単ですね。


<セパレート型>
セパレート型は、文字通りレンズ部分と本体が個別に分かれている製品です。
レンズ部分と本体を別々にすることで、レンズ部分を小さくすることができ、フロントガラスに取り付けてもレンズ部分が目立たないので、取り付け後の見栄えはかなりよくなります

ただし、本体への電源ケーブルとは別に、レンズ部分と本体部分を接続するケーブルも配線しなければならないため、ワンボディー型よりも取り付けが複雑です。


<ミラー一体型>
ミラー一体型は、ルームミラーの上から被せて使います。
取り付けは3タイプの中では一番簡単に取り付けができます
ルームミラーと一体になるため、ドライブレコーダーの存在が分かりにくく、車内の見た目を損ないません。
また、ディスプレイはルームミラーの一部に表示されるため、撮影映像を確認しやすいです。

しかし、運転手が変わってルームミラーの向きを調整すると、レンズの向きが変わってしまうので、ミラーの調整と同時にレンズの調整も必要になってきます。


この3種類のほかに、取り外し可能な「ポータブルナビ」オービスや警察無線の存在を警告する「レーダー探知機」にドライブレコーダー機能を備えた製品も存在します。
また、カメラを1台搭載し前方のみを撮影する製品が多いなか、前後に2台のカメラを搭載し、前方と車内を同時に撮影できるものもあります。

取り付け工賃は1万円前後が相場で、取り付け方法はシガーソケットからドライブレコーダーまでを配線するだけですが、見栄え良く配線するには内装を剥がす必要があり工賃が高くなる傾向にあります
腕に自信のある方は自分で取り付けることもできますが、注意したいのは取り付け場所です。
フロントガラス上部から全体の20%以内に取り付けることが、国土交通省の「道路運送車両の保安基準」によって定められています。


選ぶ際に注意すべきことは?


近年のドライブレコーダーの特徴として、高性能化が挙げられる。
そのため、製品を選ぶ際には撮像素子の画素数・撮影解像度・画角・フレームレート・イベント録画機能・GPS・Wi‐Fi・駐車録画機能といった多くの機能の有無に注目するようにしましょう。

撮像素子の画素数はデジカメやスマホのカメラと同じく、多い方が綺麗な映像を録画することができます。
撮影解像度フルHDが主流で、近年はより高い解像度で撮影できる製品もでてきています。
素数や解像度が大きい製品ほど撮影した動画はより精細となり、ナンバープレートや標識などを動画で確認しやすくなります。

レンズの画角も重要になります。
撮影できる範囲は搭載するレンズの画角で決まるので、画角が多いと広範囲を撮影できることになります。

また、焦点距離で示すデジタルカメラと異なり、画角は角度で表すのが一般的です。
対角画角・水平画角・垂直画角の3つで記載されています。
対角画角とは、撮影できる範囲を対角線で示した時の角度のことで、これらの角度が広ければ、より広範囲を撮影できるということです。

実際にお店に行って商品を選ぶときは、撮影素子の画素数や撮影解像度・画角などを気にして選んでみるとよいでしょう。
必要に応じてGPSWi-Fiの有無などの特性や機能が付いているか確認するようにしましょう。
性能が高く機能が増すと製品の価格は当然高くなります。
映像を撮影するだけにこだわるなら、あえて機能の少ない製品を選ぶのもよろしいかと思います。
万が一のお事故の際に、事故の瞬間の映像は決定的な証拠となります。
皆様もドライブレコーダーの装着を是非ご検討いただければと思います。

大谷