錦保険スタッフブログ

主に保険のポイント、お役立ち情報等を発信しています。尚、ブログは初心者の模様(笑)

雨が多い夏、カビが原因で病気になる前に対策しましょう。

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こんにちは。

今年の夏は、雨が多い印象だと思っていたら、こんな記事がありました。

「東京都心は16日間連続の雨に 8月としては2番目に長い記録」

低気圧と湿った空気の影響で関東は、16日も各地で雨が降っています。関東では先月下旬から雨や曇りのぐずついた天気が続き、このうち東京の都心では、16日間連続で雨が降り、8月としては2番目に長い記録となっていて、気象庁は農作物の管理などに十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、関東地方は、南の海上にある低気圧と湿った空気の影響で16日も南部を中心に雨が降り、このほかの地域も雲が広がるぐずついた天気となっています。

関東では先月下旬から、ぐずついた天気となる日が多くなっていて、このうち東京の都心では今月に入ってから16日連続で雨が降っています。これは、22日間連続で雨が降った40年前の昭和52年8月に次いで、2番目に長い記録となっています。

この影響で日照時間も少なくなり、先月27日から15日までの日照時間はいずれも平年と比較して、宇都宮市で29%、東京の都心で42%、さいたま市で44%、千葉市で47%、前橋市で50%などと、平年の半分以下となっています。

関東では、この先1週間程度も曇りや雨の日が多く日照時間が少ない状態が続く見込みで、気象庁は農作物の管理などに十分注意するよう呼びかけています。

引用元:東京都心は16日間連続の雨に 8月としては2番目に長い記録 | NHKニュース



そりゃ16日連続って雨が多いと感じるわけです。
って、毎日降っていることに気づいていませんでしたが…

雨が多いと気になるのが「カビ」です。
カビが原因の病気って結構あるのはご存知でしょうか?

気管支喘息アレルギー性鼻炎などが代表格ですが、皮膚病なども引き起こす可能性のある大変厄介なものです。

カビについて調べてみました。





■カビとは?

カビは、微生物の仲間です。
菌糸と胞子で増えるので、きのこの親戚といってもいいかもしれません。
およそ10億前から地球に存在しているといわれています。カビには80000以上の種類があるとされています。
そしてまだまだ今も、毎年新しいカビが発見されているのです。

カビが発生するためには、栄養分・酸素・温度・水分・時間が必要です。
非常に様々な物質を栄養源とする上、少しの酸素があればよく、人が快適な温度を好み、湿気がある場所でと増殖できる時間があれば、あっという間に発生してしまうのです。

カビは微生物なので、細菌と混同されてしまう場合がありますが、細胞核というものを持っているため別ものです。「真菌」と呼ばれます。




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■カビが病気の原因になることも!

カビの発生が引き起こすのは、悪いことばかりではありません。
食べ物を発酵させるために使われたり、青カビの一種であるペニシリン医療の現場でも利用されています。
しかし一般の人達はカビを利用することはできませんので、身近にあるカビはほとんどが害になると考えて良いでしょう。

カビの胞子は小さいので目で見ることができず、それを知らない間に吸いこんでしまっています。
健康な状態であれば身体が繁殖を防いでくれますが、赤ちゃんや高齢者、また病気などで抵抗力が落ちている人は繁殖を防ぐことができず、カビによって病気が引き起こされる場合があります。





■カビ対策の仕方

カビが繁殖しないようにするにはカビ達の嫌いな環境を作ることが一番です。

カビやダニの好む湿度と室温があります。

・ダニ 湿度70%以上&室温20~25℃
・カビ 湿度65%以上&室温20~25℃

この湿度に注目です。
お部屋の中の湿度を常に50%以下に保ち、しっかり除湿することでカビやダニの繁殖を抑えられます。

そして晴れの日は窓はもちろんの事、クローゼットや収納、引き出し等の開けられる所は全て開けて換気をし、空気を循環させましょう。
雨の時期はいつも以上に念入りにお掃除をして、カビの喜ぶホコリをしっかり取り除いて繁殖を防ぎ、乾燥剤や除湿でカビの嫌う環境作りをしていきましょう。





■カビ発見時の掃除の方法

まずカビを発見したら乾いた布や紙などで拭き取ります。拭き取ったものは袋に密閉して捨てましょう。
カビ胞子を飛散させないようにしっかり密閉することがポイントです。

●お部屋等で発見した場合
乾いた布や紙で拭き取ったあとに、消毒用アルコールで拭き上げます。
消毒用アルコールがなければ、お酢をお水で半分ほどに薄めスプレーを作り、それで拭き上げるのも効果的です。

●お風呂場で発見した場合
ジェルタイプのカビ取りジェルを使うか、スプレータイプなど浴室のデザインに合わせて選びましょう。


カビを拭き取る際ですが、濡れたもので拭き取った後はしっかり乾燥させましょう。
更に同じところにカビを繁殖させる原因となってしまうかもしれませんので乾燥させることがポイントです。





■まとめ

カビが原因の病気は、意外とたくさんあります。
さらに、カビが原因と思われる病気はまだ増えているのです。
家にいるカビは放っておくと増殖し健康を害することがほとんどなので、カビを見つけたら早めに対処しましょう。

さらに、病気になってしまったことを考えて医療保険の準備もしてみてはいかがでしょうか(笑)





渡部