錦保険スタッフブログ

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お子様の自転車事故を防ぐには!

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皆様こんにちは。

早いもので7月も最終日となり明日から8月ですね。
学校がない夏休みは、お子様が自転車に乗って遊びに出かけることが多いと思います。
自転車は便利な反面、多くの事故が発生しています。
自転車の安全ルールをおさらいするとともに、自転車事故が起こりやすい状況や場所を把握し、どのように行動したらいいかを具体的にお子様に教えてあげていただきたいと思います。

●小学3年生から増える自転車事故
警視庁が発表した「小学生の交通人身事故発生状況」によると、自転車乗車中の交通事故は、低学年より中・高学年に多く発生しており、小学3年生が最多になっております。
小学3年生というと、自転車に乗ることにだいぶ慣れてきて、子どもだけで遊びに行くことも増えてくるころですね。
小学校で実施する自転車安全教室も小学3年生を対象に行われることが多いようです。
子どもが自転車で出かける機会が増えてきたら、要注意ということですね。
乗り方をチェックしたり、交通ルールの理解度を確かめたりして、お子様が正しく安全に自転車に乗っているかを確認して下さい。


●自転車事故が起きやすいのはこんな時!

夏休みは友達と一緒に自転車で出かけることもあると思いますが、事故が起きやすいのはそんなとき!
以下のようなことに注意させて下さい。

・友達とのおしゃべりに夢中にならない
・急にスピードを出したり急ブレーキをかけたりしない
・友達と並走せず、縦一列で走行する
・道幅が狭い場所や人が多い場所では無理に通行せず、押して歩く
・むやみにベルを鳴らさない
・荷物は手に持たずカゴに入れる
・短距離の移動であっても必ずヘルメットをかぶる
・日が傾いてきたら早めにライトをつける

自転車はスピードが速く、運転技術も交通ルールの理解も必要です。
素早い状況判断なども求められる乗り物でもあります。
友達と一緒でも、そのことをいつも忘れないようお子様に念を押して、ルールを守らせるようにしましょう。

●交差点で多発する「出会い頭の事故」を防ぐには?

警視庁が発表した「小学生の交通人身事故発生状況」によると、小学生の自転車乗車中の事故では「出会い頭の事故」が約7割を占めています。
実際に起きた事故を検証していくと、出会い頭の事故は、信号機のない交差点や敷地から出たところで多く発生しているようです。
安全確認することで回避できる事故も多々あるはずです。
必ず一時停止をして、左右前後の安全を確認するよう、お子様には指導する必要があります。見通しが悪い場合は、耳を澄まして近づいてくる音にも注意を払いましょう。
どういう場所が危険箇所なのかを具体的に伝えると、お子様の安全意識も高まります。
近所をお子様と一緒に走りながら、具体的に教えてあげるといいですね。

多く発生している自転車事故には右左折車の巻き込み事故もあげられます。
子どもにとって交差点での車の動きは複雑です。
ウインカーの見方や、安全な横断のタイミングを教えてあげて下さい。

自転車事故は夕方にも多く発生しています
早めにライトをつけるのは勿論ですが、リフレクターをつけることも重要な安全ポイントになります。
カゴにつけるタイプや車輪につけるタイプなど自転車用のリフレクターもいろいろありますので、是非検討していただけるとよろしいかと思います。
万が一事故に遭ってしまった場合に備える傷害保険や他人をけがさせてしまった場合の個人賠償責任保険に加入することをおすすめします。
せっかくの楽しい夏休みが事故によって残念な思い出にならないように家族でルールを決めるなどして自転車の安全運転について話し合うことが必要かと思います。

大谷