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錦保険スタッフブログ

主に保険のポイント、お役立ち情報等を発信しています。尚、ブログは初心者の模様(笑)

上乗せ労災保険の各種業界のポイント①

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こんにちは。

かたあげポテトの「のり味」ってご存知ですか?
ずっと「のり塩味」だと思っていましたが、正式には「のり味」でした。

すごく美味しいんで近頃よく食べています。
食べ過ぎには気を付けないと余計なお肉が…

手で食べると脂が手につくので袋から直接食べるようにしていますが
行儀がよくないので、一人でいる時だけにしています。





上乗せ労災についての業界ごとのポイントを書いていこうと思います。




■建設業の場合

建設業は労災事故が多く、従来から労災上乗せ保険が必需品となっている業界のため、よく営業がくるのではないでしょうか。
また、復興需要ややオリンピックでの建設工事の増加により、人手不足から不慣れな労働者が増えていることも業界の課題となっています。



●足場や屋根などからの墜落による死亡災害が、建設業の死亡災害全体の4割を占める

建設業の死亡災害として、墜落事故は約4割と圧倒的に多く、また建設機械と土砂崩壊・倒壊で全体の約2割を占めています。

※建設業は建設業法上28の許可業種がありますが、大きく

土木・建築工事業などの総合工事系
電気工事業管工事業などの設備工事系
塗装工事、防水工事業などの識別工事系

の3つに分ける事ができます。

土木・建築系は墜落・転落事故。設備工事系は墜落・転落事故に加え感電事故。識別工事系は巻き込まれ、窒息等。事故形態にも多少の違いはあります。
これらの事故は、重大事故につながりやすく高額賠償のへの備えが必要です。



一人親方(特別加入者)・委託作業者の労災の問題

建設業は、1つの工事に対し、数次の下請け会社(元請け会社→1次下請会社→1次下請会社)が携わるのが一般的であり、下請けの中には、一人親方が多数就業しています。

※業界として発注者から元請→下請の重層下請分業システムで、99%は中小零細企業です。だからこそコスト面を踏まえた労災リスクに対する企業防衛制度は重要になります。

一人親方は、政府労災保険が任意加入(特別加入制度)であるため、労災事故の際に最低限の補償もないといったケースがあります。また、警備員などの委託作業者は元請け会社と請負関係にはないので、元請け会社の政府労災では補償の対象とはなりません



●経審(経営事項審査制度)の加点評価になる

上乗せ労災は「経審」(=公共工事の入札に参加する建設会社の企業力を審査する制度)の加点対象です。
日新火災の「労災あんしん保険」は「労働福祉の状況」の項目で15点加点されます。
このために、加入している事業者も多数いるでしょう。




運送業の場合



●荷主企業に対し弱い立場のトラック運送業者は、やむを得ず法外な長時間労働をドライバーに課すことがあります。
またドライバーも低い賃金を長時間でカバーしようとする傾向があるため、長時間労働(=過労運転、恒常的な長距離運行で疲労が蓄積し、注意力散漫、居眠り運転につながる)が後を絶たず、重大な交通事故を引き起こす原因となっています。



●フリート契約の自動車保険を加入の場合、保険料の削減(搭乗者傷害保険カット)することができます。通勤中の事故、荷物の積込み・積み下ろし中の事故、梱包やフォークリフトによる事故も対象となる為、搭乗者傷害保険よりもカバー範囲が広くなります。

運送業者の業務上災害の内訳として、運転中よりも積み下ろし作業中等の高所からの転落事故などが多い実態にあります。






■製造業の場合


製造業も建設業とともに労災事故の多い業界です。



●事業規模の小さい事業者に事故が多い

事業規模別の労働災害発生件数では、従業員数30名未満が全体の45%近くを占めており、比較的事業規模の小さい事業者に労働災害が多く発生している状況です。
事業規模が小さい事業者の場合、賠償金を工面するための資金面で余裕がない事も想定されます。



●機械設備による死傷事故が全体の約4割を占める

製造業の場合、機械設備などによる「はさまれ・巻き込まれ」や「切れ・こすれ」が労災事故全体の約4割を占めます。
経験年数の浅い従業員やパート主婦が多い事も要因ではないでしょうか。

「はさまれ・巻き込まれ」事故は後遺障害に繋がりやすい為、高額賠償に備えて使用者賠償が必要です。



派遣労働者の労災問題

製造業における派遣労働者の就業割合は全産業中最も多く、全体の派遣労働者の約26.4%(32万人)が製造業に従事しています。中小企業への派遣も多く、熟練した従事者が少ない為、事故が多いのが現状です。

派遣労働者に対しては、派遣先に指揮命令権があるため、派遣先が安全管理の責任を負います。








他に飲食業、サービス業、IT業とありますが、次回へ続きます。




渡部