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錦保険スタッフブログ

主に保険のポイント、お役立ち情報等を発信しています。尚、ブログは初心者の模様(笑)

ガンの早期発見が可能に!ガン保険はどう変わる?

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皆様こんにちは

今日は国民病と言われるほど身近になってしまったガンについて書きたいと思います。
一生涯の間に2人に1人が罹患し、3人に1人が亡くなる病、それはガン。
日本では死因のトップに位置づけられるほどになってしまいました。
一方ではガン検診を受ける割合は3割程度と低いまま。
ガンの種類ごとに受けなくてはならず、また自費で受けると費用もかかり、後手に回りがちなのも確かです。もっと手軽に、できれば1度に複数のガン検診ができる技術が求められています。
そんな中、ごくわずかな血液や唾液、尿などからガンを早期発見できる技術が研究されています。ごくごく初期の段階でガンが発見されれば、ガンはますます治せる病気になることでしょう。

ガンの早期診断が可能な日も近い?

国立ガン研究センターが2014年8月に出したニュースリリース等によると、このプロジェクトでは、ガン細胞が分泌する「マイクロRNA」と呼ばれる物質に着目し、従来の診断方法では見つけられない微小なガンを早期に発見しようとしています。

マイクロRNAは血液や唾液、尿などの体液に含まれる小さなRNA(リボ核酸)のことで、病気によって患者の血液中で種類や量が変動することがわかっています。
しかも、ガンの種類によってマイクロRNAの内容も異なるため、ガンの種類ごとのマイクロRNAの特徴などが解析されれば、「ガンに罹患しているか」だけでなく「何のガンにかかっているのか」「転移の有無」までわかるとのことで期待されています。

このプロジェクトは、国立ガン研究センターの約7万人の血液サンプルの解析やデータベースがあって初めて成り立つもので、こうした大掛かりな取り組みは世界でも初めてのことだそうです。
プロジェクトの対象とされている13種類のガンとして挙がっているのは、胃がん食道がん・肺がん・肝臓がん・胆道がん・すい臓がん・大腸がん・卵巣がん・前立腺がん・膀胱がん・乳がん、肉腫・神経膠腫。このうち、まずは乳がんと大腸がんの早期発見が先行スタートし、13種類すべてについては2018年度末までに完成する予定です。プロジェクトには、同じマイクロRNAを使った認知症の診断も含まれています。

現状、解析がもっとも進んでいるのは乳がんで、すでにマイクロRNAを利用して9割を超える確率で乳がんの診断ができるそうです。触診やマンモグラフィーでは見つけられないような初期の乳がんでも診断可能になっています。

ガンの早期発見で何が変わる?
ガンの早期発見に関する技術の研究が急ピッチで進められ、精度も格段に上がる中、ガンの「早すぎる発見」が問題になるケースも出てきているようです。

臨床研究や実用化されたガンの早期発見の件さ検査を受け、ガンのリスクが高いと判断されたものの、まだ小さいガンでエコー検査などで見つからないこともあるようです。ガンが特定できない以上、治療はできないことになります。
しかし、そもそもガンは時間をかけて大きくなるため、ごく初期であれば慌てることはないようです。
むしろ、手軽で高精度なガン検診が実用化されることのメリットは計り知れません。
より多くの人がガン検診を受けるようになれば、ガンの早期発見、早期治療につながります。
そうなれば、ガンは死因のトップではなくなるかもしれませんし、国の医療費も大幅に抑えられる可能性も高いでしょう。
また、ガンが早期に発見できて治る病気となれば、当然ながら平均寿命も上がり、いわゆる老後はもっと長くなります。

ガン保険はどうなる?

ガンの早期発見が進めば、ガン保険にも影響が出てくると考えます。
特にガン発見の精度が高まり、また簡単に受けられることから、初期の段階でのガン確定診断も増えるでしょう。もしも「知らぬ間に自然完治していた小さなガン」やガンが発見されないまま他の病気や事故で亡くなっていた方などまで診断されるようになれば、ガン保険の給付は増えていきます。

こうした早期発見の技術を前提に保険料が決められていないため、想定より給付が増えたときに、ガン保険医療保険のガン特約が維持できるのかという心配もあります。
特に、ガン診断給付金が「2年に1回、無制限」「1年に1回、無制限」で出るタイプなどでは、金額の大きい診断給付金の給付が増えたときの影響は大きいのではないでしょうか。

ガン保険は終身型が多いため、約款の内容を急に変更することもできず、急な給付の増加は大きな負担になりかねません。
他にも、早期発見が主流になれば、治療法も早期発見を前提にしたものに変わっていくはずです。
今入っているガン保険の補償内容が、様変わりする治療技術と合わなくなる可能性は十分に考えられます。
改めて契約内容をしっかり把握すると同時に今後の変化にも注目していく必要がありそうです。

大谷