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錦保険スタッフブログ

主に保険のポイント、お役立ち情報等を発信しています。尚、ブログは初心者の模様(笑)

なぜ今年は台風上陸が多い?

雑記 保険全般

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皆様こんにちは。
早いもので10月も残りわずかとなり、今年も残すところ2か月となりました。
朝晩の冷え込みも一層厳しくなり冬の近づきを感じます。

さて、台風シーズンもピークを過ぎましたが、今年は台風が上陸するケースが多いと思いませんか?
今年8月だけでも台風が日本に上陸した回数は4回。8月の上陸数としては、歴代1位タイの数になりました。
今年発生した台風22個の台風のうち、日本に上陸したものは6個。
一見多くないように感じますが、8月に4個、9月に2個も上陸しているのです。
しかも、大型で強い台風が多かった印象でした。

● 台風上陸の定義
台風の中心が北海道・本州・四国・九州の海岸に達した場合に台風上陸という表現を使います。

①ある地点への台風の接近:台風の中心が、その地点を中心とする半径300㎞以内の域内に入ること。
②ある広がりをもった地域(地方予報区など)への台風の接近:台風が、その地域の地理的な境界線(海岸線・県境)から半径300㎞以内に入ること。   《デジタル台風:台風の上陸・接近・通過の定義より引用》

台風の中心の定義は色々あるようですが、台風の気圧極小点が、北海道・本州・四国・九州の上に来たときが台風上陸となります。

●今年の台風は発生が遅かった
平成28年の台風1号の発生日は「7月3日」
これは平成10年の「7月9日」に次いで、過去2番目に遅い発生日になります。
例年よりもかなり遅く発生したにも関わらず、上陸ペースは平均の約2倍を記録する異常事態でした。

●台風1号の発生が遅れた理由は?

今年6月頃はエルニーニョからラニーニャへの移行時期でした。
これにより、台風1号の発生時期が例年よりも遅れたと考えられます。

エルニーニョ現象ラニーニャ現象とは?
エルニーニョ現象:太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続く現象。
ラニーニャ現象エルニーニョ現象とは対照的で、同じ海域で海面水温が平年より低くなる状態が続く現象。

これらの現象がそれぞれ数年おきに発生をしております。
ちなみにエルニーニョ現象からラニーニャ現象へ移行時期は台風が少なく、逆にラニーニャ現象からエルニーニョ現象へ移行時期には台風が多く発生します。

●今年の台風は進路が異様
今年は西・東日本に比べて大雨が少ないとされていた北日本(東北・北海道)地域に台風が上陸するケースが目立っております。
チベット高気圧太平洋高気圧が日本列島の両サイドに位置していました。日本列島はこれら2つの高気圧に挟まれるような形になり、高気圧の谷間となった東北から北海道にかけてのルートが台風の通り道となってしまいました。勢力の強い高気圧は台風をブロックしてしまうそうです
これが8月に北日本に台風上陸が頻発した原因です。

●東北や北海道に深刻な被害

秋田県など東北地方では桃・リンゴ・梨などの落果・倒木が相次ぎました。
3割もの果物が落果被害にあった果樹園もあり、連続上陸の台風によって深刻な爪痕が残されました。
北海道のリゾートホテルでは、度重なる台風上陸の影響により全客室の25%がキャンセルになったり、
漁業では、台風の為に漁に出られずサンマなどの魚の仕入れ値が倍の価格なったりと各方面に被害をもたらしました。

台風シーズンのピークは過ぎたものの油断は禁物です。
自然災害はいつ、どこで起こるか分からないものですので、大切なご自宅等が被害に遭う前に火災保険の補償内容の見直しをご検討されることおすすめ致します。

大谷