【マンション】管理費・修繕費の値上げ
こんにちは!
管理費・修繕積立金が年々値上げされている方が多いと聞きます。
駐車場の利用率や電気代の値上げと様々な事でお金がかかるので、ある程度は仕方ない事だと思いますが本当に適切なんでしょうか?
管理会社に言われたままにしてしまうマンション管理組合の理事の方は多いんではないでしょうか。
●なぜ管理費・修繕費はあがるのか。
修繕積立金は入居後に値上げされるケースが多いです。新築時は7000円だったのが15年後には2万円になっている、といったパターンです。特に50戸未満の小さなマンションの場合は要注意です。
新築物件を売りやすくするための偽装のようなものです。住宅ローンを使って購入しようとする消費者は、販売価格よりも月々の負担額、ローン返済と管理費等の合計額を重視する傾向にあります。
管理や修繕をするためには、それなりの費用は必要なわけですから、管理費、積立金が安いマンションでは、将来値上げが必要になったり、多額の一時金を集めることになったりする可能性は高いです。
新築時には、所有社たちがいきなり集まって決めるのも難しいでしょうから便宜上決めてあるだけです。他の方のおっしゃるとおり、知識のない方はこの変の費用がやすいとお得と勘違いしますので、そういう人に売りやすくするために安く設定している場合も多いようです。
管理費は、管理会社に支払う代金です。
こちらは、管理会社次第で金額が決まりますが、管理組合として、管理項目や方法を見直してコストダウンを要求する、低価格の管理会社に切り替える、管理会社への委託をやめて住民による自主管理にする、などの方法で金額を減らすことができるでしょう。
つまり、こちらは管理組合の努力次第で減らすことができます。
様々な要因があるとは思いますが、言える事は管理会社への支払いや火災保険を見直さないって事はいつか自分たちに返ってくるということを皆様に広く伝えたいです。
●管理費・修繕費を見直す。
管理費は、管理するために使うお金です。当然、管理会社に支払いをしたり、不具合がある所を直したり、言わば会社でいうところの運営資金ですね。
ある程度の規模のマンションではかなりまとまった金額でしょうから、資金運用等も考慮した方が良いのではないでしょうか?
修繕費もメンテナンスですので、大規模修繕など計画を見越して、積み立てていかないと、思わぬ欠陥がでたり、資産性も下がってしまいます。
せっかく高額で購入した物件なのにもかかわらず、適正な金額が使われていないのは誰でも嫌なことだと思います。
マンションの共用部分の火災保険についても同様に見直しが必要な時期だと思います。
保険会社各社があまり引き受けたがらないこの商品は、近年値上がり傾向にあります。
しかし、 業界驚愕の保険商品が出ています。すべての物件が安くなるとは限りませんが、保険料が下がったケースも多々あります。
詳しくはまた別記事にて書こうかと思います。
渡部
マンションの共用部分の火災保険についての記事
nishikihoken.hatenablog.com