錦保険スタッフブログ

主に保険のポイント、お役立ち情報等を発信しています。尚、ブログは初心者の模様(笑)

個人情報漏えいによるリスクを補償する保険の必要性!!

f:id:nishikihoken:20170725204300j:plain

こんにちは。

最近IT業界の方とお話しする機会があり、個人情報漏えい保険に非常に関心があるようです。

大手企業の顧客情報流出事件をきっかけに、個人情報漏洩対策への機運は大きなものとなりつつあります。
その中でも特に個人情報漏洩に対するリスクを担保するための「個人情報漏洩保険」への関心は非常に高まってきているようです。
今回はその「個人情報漏洩保険」についてご紹介したいと思います。





■情報漏洩による損害額を補償する「個人情報漏洩保険」

個人情報漏洩保険とは、一般的な保険会社が要しているサービス名の総称です。
企業が保有する個人情報が漏えいした場合には、損害賠償責任を負担するための費用と、謝罪広告やお詫び状を作成し発送する費用など、様々な支出をその企業は強いられます。
その支出を補償するための保険として個人情報漏洩保険が存在します。





■個人情報漏洩保険が必要な理由とは

個人情報漏洩による費用支出は莫大な金額になることが多く、企業活動の継続にも大きな影響は避けられません。

例えば漏洩したデータによる損害賠償においては、1名分で3万5千円(弁護士費用含む)という高額なものになった例も実際に存在します。
そのデータにはスリーサイズや個人的な悩みといった情報が含まれていた上、広く情報が拡散されてしまい、二次被害にまで発展してしまったことが理由としてあります。

また顧客データの漏洩による被害が具体化しなくても、漏洩そのものの事実が判明した場合にも支出が発生します。
こういったケースでは、お詫びとして500円相当の金券を送付することが通例となっていますが、対象が例えば2万人だとすると金券代だけで1,000万円、その他に謝罪広告のための費用なども発生してきます。

これらの費用をかけて事故対応をしなければ、その企業は社会的信用を無くすことは間違いありません。
かといってその支出額そのもので企業の存在が揺らぐ危険もあるのです。だからこそ個人情報漏洩保険が必要とされているのです。





●個人情報漏洩保険の対象となるもの

個人情報漏洩保険の保険対象となるものは個人に関する情報であり、氏名、生年月日等「特定の個人を識別できる情報(いわゆる法で定める「個人情報」)」が対象となります。主な事例としては以下の通りです。

(1)紙に記録されている名簿情報
(2)コンピューターやデーターベース上で保管されている個人に関する情報
(3)顧客情報が記載されたカードや申請書、アンケート用紙
(4)従業員名簿や人事情報

●個人情報漏洩保険の対象にならないもの

日本国内に存在しない情報については保険対象にはなりません。
例えば国外のサーバーに保管されている個人情報などがその例です。
また特定の個人を識別できないメールアドレスについても保険の対象にはなりません。

そして個人情報を元に作成された統計的な情報も、保険の対象には含まれません。
例えばアンケートの集計結果等がその一例です。

個人情報の漏洩は特別なことではなく、メールの誤送信や社員のカバンの置き忘れといった、とても身近なことから発生し得ます。
現在のところ企業の保険の加入率は数%程度と言われているようですが、中小企業を含めて潜在的なニーズは高まっていると言われています。




■まとめ

トラブルが発生した際の被害額を考えると、保険の必要性は言うまでもありません。
最近では加入を取引先が加入を確認している企業もあるようです。

また、逆に営業戦略として加入をしていることをアピールしている企業もあるようです。

この機会に、あなたの会社でも保険加入をご検討してみてはいかがでしょうか?





個人情報漏えい保険の別記事はコチラ

nishikihoken.hatenablog.com








渡部

熱中症の予防と熱中症になった場合の対処法

f:id:nishikihoken:20170721133539j:plain

こんにちは。
 
連日暑い日が続きますね。
先日はものすごい雹が降ったりと異常気象はどんどんひどくなっている気がします。

先日、保険会社より「熱中症」に関する注意喚起がされていました。
ホントにこの時期は熱中症にかかる方が多いので注意してください。





熱中症って?

室温や気温が高い中で、体内の水分や塩分(ナトリウム)などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、体のだるさ、ひどいときには、けいれんや意識の異常など、さまざまな障害をおこす症状のことです。

家の中でじっとしていても室温や湿度が高いために、体から熱が逃げにくく熱中症になる場合がありますので、注意が必要です。
 





熱中症にかかってしまう人はどのくらい?

f:id:nishikihoken:20170721130244p:plain

参考:厚労省・人口動態調査


記録的な猛暑となった平成22年には、全国で1,731名もの方が熱中症で死亡しています。
その年は6~8月の平均気温が過去113年間で最も高くなりました。

f:id:nishikihoken:20170721130617p:plain

参考:総務省平成28年熱中症による救急搬送状


毎年、4~6万人前後の方が熱中症で救急搬送されています。





■日常生活でできる予防法



●直射日光を避ける

日差しが強い日の外出は、帽子をかぶったり日傘をさしたりして直射日光を避けるようにしましょう。
日陰を選んで歩くだけでも随分と違います。
また、暑い日の屋外スポーツは、なるべく涼しい時間帯に行うようにすると同時に、15~20分ごとに休憩をとって体の熱を冷ましましょう。


●こまめに水分を補給する

脱水症状を起こさせないためには、こまめな水分補給が重要になります。
運動前には250~500mlを数回に分けて、運動中は約20分ごとに1口から200mlほどの量を飲むようにしましょう。
また水分補給には、発汗によって失われた塩分を補うことのできるスポーツドリンクがおすすめです。
アルコールは尿の量を増やし、体内の水分を排出してしまうため、水分補給には適していません。


●普段から運動習慣をつける

熱中症は、体が気温の変化に慣れていないと起こりやすくなります。
日頃から運動で汗をかく習慣を身に付けておけば、暑さにも対応しやすくなり、熱中症にもかかりにくくなります。
発汗量の少ない季節から早めにウォーキングなどで暑さに備えた体づくりをしておきましょう。


●体温調節ができる服装を選ぶ

暑い日には、体温調節ができる服装を選んで出掛けるようにしましょう。
吸湿性や通気性の良い素材や、室内・外の気温に合わせて脱ぎ着がしやすいデザインのものが理想的です。
色合いは熱を吸収しやすい黒色系を避け、白色系のものを選ぶと良いでしょう。
また、スーツなどの首回りをネクタイや襟で締める服の場合は、襟元をなるべくゆるめて、熱気がこもらないようにしましょう。


●急に暑くなったときには運動を控える
急に気温が上がった日は、熱中症を起こしやすくなります。
暑さへの耐性は個人差がありますが、中でも暑さに慣れていない人、体調がすぐれない人、脱水気味の人、運動習慣がない人、子どもやお年寄りなど体力がない人、肥満体型の人などは熱中症を起こしやすくなりますので、運動を控えるようにしましょう。





■実際に熱中症になってしまった時の対処法

熱中症の重症度に合わせた応急処置か緊急処置をとる
熱中症重症度によって処置の仕方が異なります。自力で動けるような比較的軽症度であれば、すぐに涼しい場所へ移り体を冷やし、水分を補給することが大切になります。
この際、誰かが付き添って見守り、改善しない場合や悪化する場合病院での治療が必要になります。
自ら水分と塩分をとれないときや意識障害やけいれん、手足に運動障害がみられる場合には、すぐに病院へ搬送しましょう。


●比較的軽症度の場合

涼しい場所で、水分を補給する。
熱中症で具合が悪くなったら、とにかく体温を下げることが大切です。風通しの良い日陰やクーラーが効いている室内などへ移動し、すぐに体を冷やします。氷や冷たいおしぼりなどで脇の下や足のつけ根、首を冷やします。また冷たい水やお茶、スポーツドリンクを飲んで脱水状態と塩分バランスの改善も必要です。

●重症度の場合

病院で診察を受ける。
激しい頭痛、吐き気、体のだるさ、体に力が入らないといった症状があるようなら、内科で診察を受けましょう。
また、自力で水分の摂取ができないときや、呼びかけに対する反応がおかしかったり、けいれんを起こしたりしているような場合にはすぐに医療機関へ搬送する必要があります。
また、救急隊が到着するまでの間にも、できるだけ体の冷却を行うようにしましょう。


熱中症で病院に行った場合は保険が使えるかもしれません。
その記事はこちらです。

nishikihoken.hatenablog.com






■まとめ

ホントにこの時期は多いので、十分に対策をして元気に夏を乗り切りましょう。





渡部

カートラブルには自動車保険のロードサービスを!

f:id:nishikihoken:20170720194116j:plain

皆様こんにちは。
昨日、本州の関東から西側の広い範囲で梅雨明けが発表されました。
局地的な大雨はあったものの、今年は梅雨あったの?というぐらい空梅雨でしたね!
水不足や農作物の不作が心配されますね。

本日「7月20日」は「ビリヤードの日」です。
私も好きなゲームの日ということで書かせていただきます。
記念日の由来は1955年の今日、ビリヤード場を風俗営業法の規制の対象外とする法案が成立したことからきているようです。
何故、風営法?と思ったのですが、
今でこそ健全なスポーツとなっていますが、ビリヤード場などの遊技場は戦前から遊技場取締規則などによって規制を受けていました。ビリヤードは賭博行為や売春の温床になりやすいという理由があったのです。
しかし、ビリヤードを健全なスポーツにしようとした眞鍋儀十衆議員の尽力を尽くした結果、規制の対象外となりました。
ビリヤードに限らず、囲碁や将棋や射的など現在では当たり前になっているようなものも遊技場として定義され厳しい規制の対象となっていたのです。
今では気軽に遊べるゲームにこのような歴史があったのですね。



さて、学生の方々はそろそろ夏休みに入る時期ですが、夏と言えば車で遠出される方もいらっしゃるかと思います。
車でお出かけの際に自動車トラブルに見舞われたとき、皆様はどうされますか?
JAFを呼ぶ」と答える方も多いのではないでしょうか。

ほとんどの自動車保険にロードサービスが付帯されているのに、実際にカートラブルに見舞われたときにロードサービス業者に解決を依頼してしまうケースも多いようです。
何故でしょう?
ロードサービスを使ってしまうと等級が下がり、次回契約時の保険料が上がってしまう
自動車保険のロードサービスは対応する作業が限定されているのではないか
という間違った認識による不安からきているようです。

等級が下がるのは保険金が支払われる事故があった場合なので、ロードサービスを使用したことによって翌年の保険料が上がることはありません
作業の範囲についてですが、JAFの出動理由トップ10に挙がる作業内容(バッテリー上がり、パンク、落輪など)は自動車保険のロードサービスで対応しているものばかりです。つまり、日常的に発生するカートラブルは、ほぼ自動車保険だけで解決してしまうのです。

専門業者は入会金や年会費などの費用がかかりますが、自動車保険のロードサービスは自動車保険に加入していることで自動付帯されていますので、入会金などの費用はかかりません。
サービス拠点についても、各保険会社の提携修理工場から(365日24時間)出動しますので長時間お待たせすることはございません。

自動車保険のロードサービスは、専門業者のロードサービスと比較しても遜色のない体制を整えております。拠点数や無料レッカーの移送距離、高速・有料道路でのガス欠時給油サービスなどに的を絞れば、むしろ保険会社のロードサービスの方が条件が良い場合もあります。

ただし、保険会社によってサービス内容に多少違いがありますので注意が必要です。
どの保険会社もサービスメニューはほぼ同様ですが、無料レッカー移送の距離やガス欠時給油の条件などは保険会社によって様々です。
これからの時期、行楽地へお出かけの際に強い味方となりますので、現在ご加入中の代理店に問い合わせるなどしてサービス内容を確認しておきましょう。

大谷